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担降りブログを書いたけどUPする踏ん切りがつかずに1年がたった大野担 兼 どっぷり沼にはまっているトラジャ中村担の日記

15年間恋した人にお別れをしてきた(つもりの)はなし

2021年2月1日 月曜日。

 

今日、6:18博多駅発の新幹線に乗り、だいすきな人に会いに行ってきました。

実際にその場にその人がいるわけではないけれど、

その人たちがつくりだしたものがあふれる空間を感じてきました。

 

いま、急に思い立って「お別れをしてきた」とこのような題で書き出しましたが、

これは想定外です。

 

だって、昨日までお別れするつもりなんて全くなかったのだから。

 

 

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緊急事態宣言下。

FREE STYLE2020 大阪。 

チケットはあったのだけど、無理だろうなとあきらめてました。

こんな状況で行くのは不謹慎だし常識はずれだ。

 

・・・という考えをふっと飛び越えて、今朝誰にも言わずに新幹線に飛び乗りました。*1

 

最後になる気がしたから。

絶対に戻ってこない気がしたから。

 

なんでいきなりこんな気持ちになったのかわからないけど。

ひとつ思い当たるのは、昨晩webサービスの彼のページを見たのがきっかけかもしれません。

 

「このページは2021/2/28までご覧いただけます」

 

すこしずつ彼の痕跡がきえていくことがとても怖くなった。

正直これを書いている最中も涙が止まりません。*2

 

 

飛び乗った新幹線。真っ暗な景色。

思い出したのは、2008年2月。

梅田発の夜行バスに乗って東京に向かう明け方の景色。

薄暗い車内で光がまわりに洩れないようにこっそりと、オレンジ色のガラケーで表参道の列の様子をチェックしながら寄っかかった窓ガラス。おでこがつめたかった。

どきどきしてた。

 

 

あのときと全く変わらない気持ちでガラケーのかわりにスマホを抱えて、

窓の外の景色を見てたら涙がつーっとこぼれました。

 

 

2019/1/27から2020/12/31まで。

悲しくて悔しくて怖くてどうしようもない気持ちを抱えていたけど、

それをどこかでごまかして、笑って、考えないようにして。

「よくいままでいてくれたよね」なんてわかってるふりして。

つらいとかさびしいとか、ただ言ってるだけで。

全然消化できずに胸の中でずーーーんと自分自身で重石をのっけていた気持ちが、

心にふと開いた穴からちょろちょろ出てくるように

ずーと涙が止まらない。

そのときに気が付きました。

 

 

この気持ちって「失恋」だ。

 

 

おたがいにしょうがなく離れる、とか

うまくいかなくなって別れる、とか

じゃなくて、

 

 

だいすきなひとが私以外のだれかを選んで遠くにいってしまう。

 

 

腑に落ちた。

だってそのままだから。

 

あえて5人のことは抜きにして

彼とわたし(たち)という関係性だけで考えるなら、

全くそのまま。

 

もちろん、その裏側にある【仕事】として、これからの【生き方】として考えたりすると

その表現だけじゃ一致しないけど、

あくまでわたし(たち)からみた彼との関係だと

これ以上の表現ない。

 

いままでいわゆる「リア恋」として彼を見たことはほとんどないけど、

だいすきでたいせつに思う存在が、

わたし(たち)と関わることより、たいせつななにかがあって、

わたし(たち)からは見えなくなるところに行くってこと。

 

 

これって完全に失恋だ。

そうだ、失恋したんだ。

 

 

この2年間抱えてきた、

悲しくって寂しくて悔しくてどうしようもない気持ちって、

失恋したからなんだ。

 

 

そう思ったら今までの自分の思考が理解できた気がしました。

5人の復活を「ただ待つ」ということはしたくないということ。

彼の「担当」を名乗るのに戸惑う気持ちがあること。

 

 

だって、振られた相手をずっと好きで待ち続けるなんて不毛じゃんか。

これは私の性格上しょうがない。

[地縛霊にはなりたくない] 私のいまのスローガン。

 

 

うん、今日だ。

今日、彼の代わりに、彼の手のひらから生まれたものたちに

お別れをして、

今日で私からもお別れしよう。

 

 

 

 

 

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まさかいきなり思い立って担降りブログを書くことになるとは思ってもみなかった。

 

でも。でもでも。

本当にほんとうに悔しいけど、

 

待たなくても、

担当を名乗らなくても、

地縛霊にはならなくても、

 

気持ちは1ミリも減る気がしない。

 

悔しくて悔しくてしょうがないけど、

たぶんこれからもずっとずっとずっとだいすきな人。

 

 

 

 

 

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あなたのちょっと下手な笑顔と、

こころにじわっとしみこむ声と、

踊ったとき空気をきる指先が *3

だいすきでした。

 

そしてこれからもずっとだいすきです。

あなたの「またね」を信じることができなくてごめんね。

 

思う存分自分のために自分のすきなことしろよ。

 

腕時計とチャームはつけずに大切にとっておきます。

これは振られた私の意地と、矛盾するほんのちょっとの願掛け。

 

 

15年間ありがとう。

また会える日が来たらきっとまたあなたに恋をします。

 

 

 

だいすきな大野智さんへ

わたしより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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と綴った思いですが、UPする覚悟ができずに1年が経ちました。

 

「担当」を名乗るか名乗らないか。

ただそれだけなのにこんなにも覚悟がいるってオタクって怖い。

覚悟できたらUPしようとと考えてたんですけど、この1年でわかった。

 

 

 

覚悟ができる日は永遠に訪れません。

 

 

 

どんなにトラジャを好きになっても、どんなに中村くんに惚れこんでも、

わたしの根底にいるのは大野智だということは変わらない。

その事実がこの1年のありとあらゆる場面で身に沁みました。

 

どんなに振られても、

どんなに姿が見えなくても、

大野智の踊りと歌が作品としてこの世に存在する限り、

大野担として生きる覚悟ができました。

しょうがない。諦めるよ。

 

 

 

 

 

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16年間ありがとう。

また会える日が来なくてもずっとあなたに恋をします。

 

だいすきな大野智さんへ

わたしより

 

 

 

 

というわけでこれは、担降りブログを書こうとして沼落ちブログになったはなし。

 

*1:蛇足ですが、マスク・メガネ・手袋に、消毒シート・消毒液。日帰り新幹線。待ち時間・シャワーのためホテルのデイユースを手配

*2:これは半分aikoを聞いてるせい。嫉妬で苦しいときにNANAを読んではいけないし、失恋したときにaikoをきいてはいけない。家訓。

*3:かなりaikoをひきずっています